ソフトコンタクトやハードコンタクトには、いろいろな素材があります。
ここではコンタクトレンズの素材の特徴について紹介します。
ソフトコンタクトレンズの場合は水分を吸収して柔らかくなるプラスチックで作られています。
この水分を吸収する割合を含水率といいます。
含水率の多いコンタクトを「高含水レンズ」といい、含水率の低いコンタクトを「低含水レンズ」といいます。
ただし「含水率」が高ければ高いほどよいコンタクトレンズかというと、
必ずしも、そうとはいえません。
人によっては含水率が高いコンタクトが良い人と、適していない人があります。
眼は呼吸をしていますので、レンズを通して目に酸素を供給する必要があります。
もし眼に酸素が行き届かないと、角膜を傷つけてしまいます。
コンタクトレンズは含水率が高いほど、酸素を供給しやすいのですが、
同じ含水率でもレンズが厚いと酸素供給は弱くなってしまいます。
その他、含水率が高いほど水分を吸収しやすいので、涙を吸収して目が乾きやすくなる可能性もあります。
ソフトコンタクトの性質にはイオン性のレンズと非イオン性のレンズの2つがあります。
イオン性のレンズはレンズにマイナスイオンを帯びているため、
プラス電荷をもった汚れはレンズに付着しやすくなります。
一方非イオン性のレンズはプラス電荷の汚れ、
マイナス電荷の汚れのどちらも付きにくい性質を持ちます。
そのため、タンパク質等の汚れに比較的強いですが、
非イオン性のコンタクトは脂質がつきやすいといわれています。
1999年4月にアメリカのFDA(米国食品医薬品局)で採用されていた分類法が日本に導入されました。
以下にその分類法の内容を紹介します。
1.非イオン性・低含水
非イオン性のコンタクトであるためタンパク質等の汚れに比較的強い。
そして眼が乾燥しにくいので、ドライアイ向きです。
2.非イオン性・高含水
タンパク質等の汚れに比較的強く、高含水のため酸素透過率が高い特長を持ちます。
3.イオン性・低含水
眼が乾きにくいですが、イオン性のためタンパク質の吸着しやすい特徴を持ちます。
4.イオン性・高含水
イオン性のためタンパク質がややつきやすいですが、
高含水のため酸素透過率が高く、レンズがやわらかいのでフィットしやすい特徴を持ちます